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IBMのスーパーコンピュータ |
【記事作成日】2013年6月19日
【カテゴリ】「情報通信」「研究・教育」
【出典】TOP500 Supercomputer Sites
世界のスーパーコンピュータ(スパコン)の計算速度を競うランキング「TOP500」の最新版が6月17日発表された。それによれと、1位は中国の「Tianhe-2(天河2号)」で、2年半ぶりの首位となった一方、日本の「京(K computer)」は4位と、前回(2012年11月発表)から一つ順位を下げた。
1位の「Tianhe-2」は、中国人民解放軍国防科学技術大学(NUDT - National University of Defense Technology)が開発し、2013年末に設置予定。計算速度(下の表のRmaxを参照)は毎秒3京3862.7兆回と、2位のアメリカ・オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)の「Titan(タイタン)」の約1.9倍、「京」の約3.2倍を達成している。
また、コンピューターの頭脳にあたるCPU(中央演算処理装置)の総数は312万コア(下の表のコア数を参照)と、こちらも2位以下を大きく引き離している。
4位の「京」は理化学研究所(RIKEN)と富士通(Fujitsu)が共同開発し、計算速度は毎秒1京510兆回。2011年6月には世界一を達成したが、アメリカと中国の激しい追い上げで順位を下げている。このため文部科学省は総額1000億円程度を投じ、「京」の100倍の計算速度(毎秒1エクサ=100京)のスーパーコンピュータを開発する計画を公表している。
この他、1位から10位までは中国、アメリカ、日本、ドイツのスーパーコンピュータで占められている。
以下の表では「TOP500」をもとに、上位50を掲載している。
(スパコンランキングの日本版は以下の記事をご覧ください。)
日本のスパコンランキング TOP30(2013年6月発表)【TOP500】
世界のスパコンランキング TOP50(2013年6月発表)【TOP500】
順位
Rank |
名称
Name |
設置機関・国
Installation |
年
Year |
製造
Vender |
システム
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