<%topentry_link><%topentry_title>
|
1921年にノーベル物理学賞を受賞した アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein) |
【データ入力日】2013年1月8日
【カテゴリ】「研究・教育(ノーベル賞)」「研究・教育」 「人物」「外交・国際政治」
【出典】ノーベル賞公式サイト「Nobelprize.org」
文部科学省「文部科学統計要覧(平成24年版)」
このページでは、ノーベル賞の中でも自然科学系3賞の国別受賞者数のランキングを掲載した。自然科学系3賞とは、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞を指し、経済学賞、文学賞、平和賞は対象から除いている。
なお、全分野の国別受賞者数ランキングと、国別の受賞者数の詳しい集計方法については以下の記事をご覧ください。
「ノーベル賞ランキング」国別・分野別受賞者数(2012年)
2013年1月現在、自然科学系各分野の受賞者数は、物理学賞(194人)、化学賞(163人)、生理学・医学賞(201人)で、3賞の合計は558人となっている。
国別では、最も多いのがアメリカで242人と、全受賞者の半数弱を占めている。以下、2位イギリス(77人)、3位ドイツ(68人)、4位フランス(31人)、5位スウェーデン(16人)となっている。
日本の順位はこれに続く6位で15人となっている。このカウントは国籍を基準にしているため、受賞の時点でアメリカ国籍を保有していた南部陽一郎氏(2008年:物理学賞)を含めると16人になる。日本の受賞者数は21世紀に入ってから急増しており、2012年に生理学・医学賞に山中伸弥教授を含めて10人が受賞している。これはアメリカに次ぐ世界第2位の多さである。
自然科学系3賞の受賞は、ほぼ欧米各国で占められているが、アジアでは日本以外で、イスラエル(4人)、中華民国/台湾(2人)、インド(1人)、パキスタン(1人)となっている。
ノーベル賞 自然科学系3賞の国別受賞者数ランキング(1901年 - 2012年)
順位 |
国 |
物理学 Physics |
化学 Chemistry |
生理学・医学 Physiology or Medicine |
合計 |
|
合計 |
194 |
163 |
201 |
558 |
1 |
アメリカ |
86 |
62 |
94 |
242 |
2 |
イギリス |
21 |
26 |
30 |
77 |
3 |
ドイツ ※1 |
24 |
28 |
16 |
68 |
4 |
フランス |
13 |
8 |
10 |
31 |
5 |
スウェーデン |
4 |
4 |
8 |
16 |
6 |
スイス |
3 |
6 |
6 |
15 |
6 |
日本 |
6 |
7 |
2 |
15 |
8 |
ロシア ※2 |
11 |
1 |
2 |
14 |
8 |
オランダ |
9 |
3 |
2 |
14 |
10 |
デンマーク |
3 |
1 |
5 |
9 |
10 |
カナダ |
3 |
4 |
2 |
9 |
12 |
オーストリア ※3 |
3 |
1 |
4 |
8 |
13 |
イタリア |
3 |
1 |
3 |
7 |
14 |
オーストラリア |
- |
- |
6 |
6 |
15 |
ベルギー |
- |
1 |
4 |
5 |
16 |
イスラエル |
- |
4 |
- |
4 |
17 |
アルゼンチン |
- |
1 |
2 |
3 |
17 |
フィンランド |
- |
1 |
- |
3 |
19 |
中華民国(台湾) |
2 |
- |
- |
2 |
20 |
ノルウェー |
- |
1 |
- |
1 |
20 |
南アフリカ |
- |
- |
1 |
1 |
20 |
スペイン |
- |
- |
1 |
1 |
20 |
アイルランド |
1 |
- |
- |
1 |
20 |
インド ※4 |
1 |
- |
- |
1 |
20 |
ハンガリー ※3 |
- |
1 |
1 |
1 |
20 |
チェコ ※5 |
- |
1 |
- |
1 |
20 |
ポルトガル |
- |
- |
1 |
1 |
20 |
ニュージーランド |
- |
1 |
- |
1 |
20 |
パキスタン |
1 |
- |
- |
1 |
20 |
ベネズエラ |
- |
- |
1 |
1 |
文部科学省「文部科学統計要覧(平成24年版)」の「国別・分野別のノーベル賞の受賞者数(1901~2010年)」の図表を、最新情報などをふまえてノーベル財団資料をもとに加筆
※1 ドイツ帝国、ナチス・ドイツ、東ドイツ、西ドイツを含む。
※2 ソビエト連邦を含む。
※3 オーストリア=ハンガリー帝国を含む。
※4 イギリス領インド帝国を含む。
※5 チェコスロバキアを含む。
(注1)受賞者の国名は国籍でカウントしている。ただし、二重国籍者は、出生国でカウントしている。
(注2)複数回(2回以上)受賞した場合も、回数に応じてカウントしている。
(注3)ノーベル財団は受賞者の国籍の保有状況を必ずしも全てを公表しておらず、一部不明な受賞者は、同財団が発表時に公表した受賞時の主な活動 拠点国でカウントしている。
【関連記事】
「ノーベル賞ランキング」国別・分野別受賞者数(2012年)
「ノーベル賞ランキング」21世紀の国別・分野別受賞者数(2012年)
「ノーベル賞ランキング」人口1000万人当たりの国別受賞者数(2012年)
「ノーベル賞ランキング」女性の国別・分野別受賞者数(2012年)
「ノーベル賞ランキング」複数回受賞した人物・団体(2012年)
「ノーベル賞ランキング」文学賞受賞者の執筆言語数(2012年)
「ノーベル賞ランキング」日本の大学別受賞者数(2012年)
【関連サイト】
ノーベル賞公式サイト「Nobelprize.org」
スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)公式サイト「www.kva.se/en」
カロリンスカ研究所(Karolinska Institute)公式サイト「www.ki.se」
スウェーデン・アカデミー(Swedish Academy)公式サイト「www.svenskaakademien.se」
ノルウェー・ノーベル委員会(Norwegian Nobel Committee)公式サイト「nobelpeaceprize.org」
文部科学省「文部科学統計要覧(平成24年版)」
京都大学「ノーベル賞 - 日本人のノーベル賞受賞者一覧」
【関連報道】
「理系のノーベル賞、中国熱望 詰め込み教育に見直し論」2012年12月30日 日本経済新聞
「山中教授にノーベル賞を授与 日本で19人目」2012年12月11日 日本経済新聞
「【時論】韓国の科学ノーベル賞、どう繰り上げるか(1)」2012年10月16日 中央日報
「研究に専念、京都の強み 日本のノーベル賞19人中11人」2012年10月11日 京都新聞
「チョコ摂取量多い国、ノーベル賞輩出の確率高まる=研究」2012年10月11日 ロイター
「【社説】ノーベル賞の裏打ちとなる強固な日本の基礎科学」2012年10月10日 中央日報
「「ノーベル賞の京大」脚光 でも最近少ない「一筋型」」2012年10月10日 朝日新聞
「21世紀の国内ノーベル賞受賞者 米国に次いで2位」2012年10月9日 スポニチ
「【図解・社会】ノーベル賞2012・日本人のノーベル賞受賞者」2012年10月8日 時事通信
【世界ランキング統計局 TOPへ】 【世界ランキング統計情報の一覧へ】
|